どのような方が電話相談を利用しているのでしょうか
様々な状況や立場の方から、年間約1万件の電話相談を受けています。
こころの危機を感じている方・さびしさ、孤独を感じている方・うつ病や精神疾患で辛い方
職場の人間関係に疲れた方・ショックな出来事にあった方・ひとりで感情が整理できない方
弱音をはける場所がない方・気持ちが落ち込んでいる方 などが利用されています。
どのような相談内容が多いのでしょうか
電話相談の内容は多岐に渡ります。守秘義務のため相談内容自体は明らかにすることはできませんが、
内容区分については大きく分けて下記に分類されます。
人生、生き方についての悩み・職業、職場での悩み・経済的な悩み・性の悩み・孤独の悩み
家族に関する悩み・夫婦関係の悩み・その他対人関係の悩み・教育に関する悩み
身体の健康に関する悩み・精神の健康に関する悩み など多岐にわたります。
相談電話はすぐにつながるのでしょうか
相談者とじっくりと対話を進めていきますので、一本の電話が少し長い時間になる場合もあります。
そして、電話相談員の数にも限りがあるため、電話がつながりにくい時間帯も存在します。
そんな場合は、しばらくたってかけ直して頂くか、近隣県のセンターにおかけいただくことをおすすめしています。
具体的な解決方法が欲しい場合も電話していいのでしょうか
和歌山いのちの電話協会は、和歌山県自殺対策連絡協議会メンバーとして、多くの団体と協力体制を築いています。相談の内容によっては具体的な解決方法を必要とする方もありますので、その場合は適切と思われる機関を紹介しております。ただし、あくまでも連絡先の紹介であり、場所への同行などは行っておりません。
電話相談員になるにはどうすればいいのでしょうか
年に1回、5月から開催する電話相談員養成講座にご参加ください。前期・後期講座終了後、準相談員となり、その後1年間の実習を経て、相談員として正式認定されます。
実習期間中に認定審査が行われ合格することが必要です。相談員になった後は1ヶ月に2 ~3時間の相談枠を2 ~3回担当していただきます。それに加え、電話相談員としてのスキル向上のために、月に1度程度の研修に参加していただきます。